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ゴルファーのためのコンディショニングVol.3 ー胸郭・呼吸編ー

みなさんこんにちは!

P2M Performance パフォーマンスコーチの佐藤です。

第1弾はJoint by Jointアプローチの考え方と、股関節の可動性について、第2弾では胸椎(きょうつい)の可動性についてご紹介をしました。
今回の第3弾では、呼吸・胸郭についてご紹介いたします!

まずは、胸郭についてご紹介いたします。

胸郭とは?

胸郭とは、胸椎、肋骨、胸骨によって構成されたカゴ状の骨格のことです。
胸椎(=背骨)も構成要素となっているため胸郭の動きは背骨の動きと密接に関係しています。

次に呼吸についてご紹介をしていきます。

呼吸は運動?

「呼吸」は1日に約22,000回行うと言われており、生まれた瞬間から人間は無意識的に繰り返し行っています。
しかし、この「呼吸」を運動として捉えている方は多くないのではないでしょうか。

「呼吸」は横隔膜という筋肉を使用した動作となります。
スクワットや腕立て伏せと同じように筋肉を使用しているため、みなさんが無意識的に行っている「呼吸」も運動であると言えます。

呼吸が身体へ及ぼす影響

上記でご紹介させていただいた通り「呼吸」は運動であると言えます。
1日約22,000回運動をしているわけですから、呼吸は身体へ大きな影響を与えます。
そのため、適切な「呼吸」でなければ、身体への負荷が蓄積し、慢性的な疲労や痛みや姿勢不良とネガティブな影響を引き起こします。
逆に、適切は呼吸を行うことができれば、体幹の筋肉が正しく機能し、腹腔内圧を高めるなど、身体へポジティブな影響を引き起こします。

呼吸に関与する筋肉とは?

「呼吸」に関与する筋肉は、大きく次の2つに分けることができます。

・主呼吸筋:横隔膜
・副呼吸筋:胸鎖乳突筋、小胸筋、広背筋など

現代人に多い呼吸について


現代人に多い呼吸の状態として、吸気が多い(=息を吸いすぎている)状態であることが多々あります。
吸気が多くなってしまう要因は、
・ストレス
・疲労
・交感神経優位
など様々あります。

基本的に息を吸うと胸郭が広がる(=外旋)、息を吐くと胸郭が閉じる(=内旋)という動きが見られます。


そのため、疲労やストレスにより吸気過多になってしまうと、胸郭が常に広がっている状態(=外旋で硬まった状態)となり、姿勢不良などを引き起こします。

胸郭が外旋の状態で硬まってしまうと、主呼吸筋である横隔膜を使用することができず、広背筋や小胸筋など副呼吸筋ばかり使用してしまい、腰や肩への負担が増加してしまいます。

呼吸量が増加すると、ゴルフへどう影響するのか?

吸気が多い状態(=過呼吸)は、ゴルフへはどのように影響するのでしょうか?

① 腰椎への負担が増加する
吸気が増加すると、胸郭は外旋した状態で硬まっているため、腰椎は過度に反った状態となりやすいです。
そのため、本来は安定するはずの腰椎が過度に動くため腰痛を引き起こしやすくなります。

② 効率的にボールに力を伝えることができない
ゴルフでは下肢で生み出した力が下肢→体幹部→上肢→クラブ→ボールへと伝達されます。
そのため、体幹部は力を効率良く伝達する中継地点として非常に重要な役割を担っています。
しかし、吸気の増加により、胸郭が外旋した状態で硬まってしまうと体幹部は過度に伸ばされた状態となります。
その結果、下肢で生み出した力が体幹部で逃げてしまい、効率良く力を伝達することができなくなってしまいます

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おすすめエクササイズ・ストレッチ


① 90/90 Hip Lift
まずは、腰部の伸展筋群(反る筋肉)を抑制した状態で、適切な呼吸を獲得するドリルです。
エクササイズ中は意図的に吸気の時間を減らすことで、身体に「過度に吸気をしなくても問題ない」という状態を作り出します。

② SS Lat QR(四つ這いでの広背筋ストレッチ)
胸郭が外旋した状態で硬まると、副呼吸筋である広背筋が過活動をしてしまいます。
広背筋が過活動すると、胸郭の動きを制限したり、腰椎を過度に反らせてしまうため、ゴルフパフォーマンスへ悪影響を引き起こすため運動前に抑制をしましょう

まとめ

呼吸は、ゴルフパフォーマンス向上だけでなく、障害予防、姿勢改善の観点からも非常に重要な要素となります。

日頃のケアとして、今回ご紹介したエクササイズを継続的に実施してみてください!

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最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました!

P2M Performance

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